良い魚の「鮮度」と「脂の乗り」を研究しています。

お知らせ

良い魚の判断は「鮮度」や「脂の乗り」が指標なのですが
見た目での判断や、主観的な判断なので分かりにくいところもあります。
神洸水産では最新式の測定機器「フィッシュアナライザ」を
試験導入して脂の乗りを数値化し、鮮度をランク付けして
新鮮な良い魚を提供出来るように取り組んでいます。

今回試したブリは、とれたての鮮魚ではなく
船長永村が丁寧に神経抜き、血抜き、内臓を取り
殺菌海水を使用して洗浄、水氷で締め、5日ほど冷蔵庫で吊るし
「熟成」をさせた状態の物を計測しました。
結果は鮮魚と変わらない鮮度Aランク、
脂肪分2%の素晴らしい数値を記録しました。
5日も経っているのに鮮魚と変わらない鮮度を保っているのは、
しっかり丁寧にブリを処理している証拠なのだと
機械の値を見て改めて確認しました。
他の色々な魚も研究し、とれたての新鮮さをいかにして保ったら良いのか?
勉強していきたいと思います。

フィッシュアナライザが客観的な数値にしてくれることで
果物や野菜の鮮度や糖度の様に魚もAランクにして
壱岐の魚のブランド化や高級化を目指していきたいです。